ホテルだと思って行くと驚きます。モンゴルのゲルに泊まってみませんか?
サインバイノー!H&Aトラベルのバルサーです。
モンゴル旅行を考えているお客様から、よく聞かれる質問があります。
「ゲルって、普通に泊まれるんですか?」
もちろん泊まれます。僕たちモンゴル人には普通に見えるゲルですが、日本から来る人にとっては、かなり特別な建物だと思います。
丸い。入口が低い。中に入ると意外と広い。そして、ドアを開けたら目の前が草原です。
今回は、初めてモンゴルでゲルに泊まる人向けに、ホテルとの違いや、泊まる前に知ってお
まず知ってほしい。ゲルにもいろいろあります
「ゲル泊」と一言で書いてあっても、実はかなり違います。旅行者向けのゲルキャンプと、遊牧民が実際に暮らしている遊牧民宅のゲルでは、設備も快適さも違います。ゲルキャンプは旅行者向けなので、宿泊しやすいように整えられています。
レストランがあり、トイレやシャワーもあります。最近は設備の良いゲルキャンプもかなり増えていて、昔のイメージより快適です。一方、遊牧民宅は本当の生活の場所です。
便利さではゲルキャンプに負けます。でも、「モンゴルの人たちは実際にどんな暮らしをしているの?」ということを感じたいなら、遊牧民宅の方が面白いです。



トイレとシャワーは必ず確認
日本のお客様が一番気になるのは、たぶんここです。特に女性のお客様には大事だと思います。
まず、旅行者向けのゲルキャンプにはトイレとシャワーがあります。一般的なスタンダードタイプでは、トイレとシャワーはゲルの外にあり、共用で利用します。
一方、デラックスタイプになると、ゲルの中に専用のトイレとシャワーが付いているところもあります。
そして、遊牧民宅に泊まる場合はかなり違います。遊牧民宅には基本的にシャワーはありません。
トイレも水洗ではなく、屋外にある昔ながらの簡易トイレ、いわゆる「ぼっとんトイレ」です。



なので同じ「ゲル泊」でも、
- ゲルキャンプのスタンダード
- ゲルキャンプのデラックス
- 遊牧民宅ホームステイ
では、快適さがかなり違います。
「シャワーは絶対に必要」「部屋の中にトイレがほしい」「逆に本当の遊牧民生活を体験したい」人によって希望は違います。
予約する時は、どのタイプのゲルに泊まるのか、トイレとシャワーがどこにあるのかを確認しておくのがおすすめです。
最近のゲルは、けっこう暖かいです
夏でも草原の朝晩は涼しくなります。特に9月になると、夜はかなり冷える日があります。
「ゲルって寒そう」というイメージを持っている方も多いですが、最近は床暖房を完備したゲルキャンプも増えてきました。
設備の良いゲルキャンプなら、夜でもかなり快適に過ごせます。昔ながらのゲルや遊牧民宅では、今でもストーブを使うことがあります。なので寒い時期に泊まる場合は、床暖房なのか、ストーブなのか、暖房設備はどうなっているのかを確認しておくと安心です。
ただし、ゲルの中が暖かくても、外へ出ると草原です。朝晩用にパーカーやフリース、薄手のダウンは持ってきた方がいいです。
夜は思っているより暗いです
日本の夜は明るいです。コンビニがあります。街灯があります。自動販売機もあります。
でもモンゴルの草原には、それがありません。
ゲルを一歩出ると、「本当に何も見えない」という場所もあります。夜中にトイレへ行く時などは、小さい懐中電灯があると便利です。スマートフォンのライトでも大丈夫ですが、できれば両手が使えるライトの方が楽です。
でも、暗いことには良いところもあります。
空を見てください。天気が良ければ、星がたくさん見えます。街の明かりが少ないからこそ見える景色です。
ゲルの入口では頭に注意
これは本当に注意してください。ゲルの入口は低いです。モンゴル人は慣れているので自然に頭を下げます。でも初めての人は、けっこう普通に入ろうとします。
そして、ゴン。となります。せっかくのモンゴル旅行なので、最初の思い出を「ゲルで頭をぶつけた」にしないでください(笑)。
Wi-Fiが弱い時間も、悪くありません
ゲルキャンプによってはWi-Fiがあります。携帯電話がつながる場所も増えています。でも草原では、どうしても通信が弱い場所があります。日本だと少し困るかもしれません。でも僕は、モンゴル旅行ではそれも悪くないと思っています。
スマホを置いて、外へ出る。馬を見る。夕日を見る。遊牧民のお母さんと、言葉があまり通じなくても何となく笑う。

不便なのに、なぜか一番記憶に残る
ホテルなら、シャワーがあります。Wi-Fiがあります。ベッドもあります。ゲルはホテルより不便なことがあります。
それなのに、日本へ帰ったお客様と話すと、「ゲルが一番面白かった」と言われることがあります。僕はそれがモンゴル旅行らしいと思います。快適さだけならホテルが勝ちます。でも、朝ゲルのドアを開けたら目の前が草原。夜、外で物音がしたので表に出てみたら、目の前で馬が静かに草を食べていた。そんなことが普通に起きるのが、モンゴルのゲル泊です。ホテルでは、なかなかないですよね。
夜は外へ出れば星があります。
朝は少し冷たい空気があります。
少し不便でも、こういう出来事の方が、帰国してからずっと覚えているものかもしれません。

初めてなら、どのゲルを選べばいい?
僕なら、初めてのモンゴル旅行では無理をしなくていいと思います。「ちょっと不安」という人なら、まずは設備の整ったゲルキャンプ。トイレやシャワーを部屋の中にしたいなら、デラックスタイプ。
「せっかくモンゴルへ来たから、本当の暮らしに近い体験をしたい」という人なら、遊牧民宅ホームステイ。
同じゲル泊でも、旅のスタイルはかなり変わります。どれが一番いいということではありません。
自分がどこまで快適さを求めるか、どんな体験をしたいか。そこから選ぶのが一番です。
一度くらい、ゲルに泊まってみてください
モンゴル旅行に来て、ずっとホテルに泊まるのももちろん大丈夫です。でも僕は、一度くらいゲルに泊まってみてほしいです。ゲルのドアを開けた瞬間に草原がある。夜に外へ出たら星がある。朝起きたら、馬の声が聞こえるかもしれない。
そういう時間が、たぶんモンゴル旅行の一番「モンゴルらしい思い出」になります。ホテルだと思って行くと、たぶん少し驚きます。でも、その驚きも含めてゲル泊です。ぜひ一度、体験してみてください。
H&Aトラベルでは、ゲルのタイプも相談できます
H&Aトラベルでは、旅行者向けゲルキャンプだけでなく、遊牧民宅で過ごす旅行もご案内しています。
「シャワーは絶対に必要」
「トイレはゲルの中がいい」
「多少不便でも遊牧民宅に泊まってみたい」など、ご希望を教えてください。同じゲル泊でも、旅の楽しみ方はかなり変わります。自分に合うゲルを一緒に選びましょう。



