カラコルム遺跡とは?草原に消えたモンゴル帝国の首都を訪れる旅

サィンバイノー!H&AトラベルのWEB担当バルサーです。

モンゴルといえば、どこまでも続く草原や遊牧民の生活をイメージする方が多いと思います。その中で少し意外なのが、「都市の遺跡」があることです。

今回ご紹介するのはカラコルム。
ここは昔、モンゴル帝国の首都として栄えた場所です。

今は静かな草原の中に遺跡が残っていますが、
だからこそ当時の大きさや様子を想像しながら歩く楽しさがあります。

カラコルムとはどんな場所か

カラコルムは13世紀に、チンギス・ハンの後を継いだオゴデイによって作られた都市です。

日本でいうと鎌倉幕府の時代で、源頼朝が武士の政権を作ったころになります。

そのあとに起こる元寇(蒙古襲来)も、このモンゴル帝国の勢力拡大の流れの中で起こった出来事です。

つまり、日本では武士の時代が始まるころ、モンゴルでは大きな帝国が広がり、その中心としてカラコルムがありました。

同じ時代でも、スケールが大きく違う歴史が動いていたと考えると、イメージしやすいと思います。

カラコルムの見どころ
カラコルムの見どころは大きく3つあります。
それぞれタイプが違うので、一緒に見ることで理解が深まります。

① エルデネ・ゾー寺院と遺構

カラコルム観光の中心はエルデネ・ゾー寺院です。
16世紀に建てられた、モンゴルで最も古い仏教寺院の一つです。
周りを囲む白い仏塔がとても印象的です。

ただ、この寺院はオゴデイの時代の建物ではありません。
カラコルムの都市がなくなった後、その遺跡の石を使って作られました。

つまり、昔の都の一部を引き継いで作られた場所で、
いくつもの時代が重なっていることを感じることができます。

また、裏手には遺跡も残っています。

・石碑を立てるための亀の形をした台座
・建物の基礎と考えられている跡

こうしたものを見ることで、ここに都市があったことが実感できます。

② カラコルム博物館

もう一つ大切なのがカラコルム博物館です。
この博物館は日本の支援で作られました。

発掘された遺物や、都市の様子を再現したミニチュア模型があります。
この模型を見ると、「ここに街があった」ということがはっきりイメージできます。

仏教寺院だけでなく、キリスト教の教会やイスラムのモスクも再現されていて、
いろいろな文化や宗教が一緒に存在していた国際的な都市だったことが分かります。

先に博物館を見てから遺跡を見ると、理解しやすくなります。

③ オルホン渓谷の風景(世界遺産)

カラコルムはオルホン渓谷という世界遺産の中にあります。

この場所は、昔から多くの遊牧国家の中心でした。
6〜8世紀には突厥、そのあとウイグル、そしてモンゴル帝国と、
いろいろな時代で都が置かれてきました。

つまり、この地域は長い間ずっと重要な場所だったということです。

今でも遊牧民の生活が続いていて、
昔と今が同じ風景の中にあることが、この場所の特徴です。

アクセスと移動のリアル

カラコルムはウランバートルから約360kmで、車で約7時間かかります。

  • URLをコピーしました!