モンゴル旅行の前に知っておくべき「タブー(不吉な禁忌)」とマナー完全ガイド

こんにちは!モンゴル旅行を計画中のみなさん、現地の文化やマナーについて気になっていませんか? 日本に「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、何世紀もの間、遊牧民族として暮らしてきたモンゴルには、絶対に破ってはいけない独自の「タブー(禁忌)」が存在します。

知らずにやってしまうと、現地のマナーに厳しいお年寄りを驚かせてしまうことも。でも大丈夫です!この記事で紹介する6つの基本マナーさえ押さえておけば、現地の人々から「とてもスマートで礼儀正しい旅行者だ」と大歓迎されるはずです。

👣 人の足を踏んでしまったら、すぐに「握手」をする

モンゴルで街を歩いている時や車内で、うっかり誰かの足を踏んでしまった(または靴が触れてしまった)場合は、相手の目を見て右手を差し出し、握手をしてください。

  • なぜ?:遊牧民族の文化では、相手の足を踏む行為は「相手の進路を塞ぐ」「その人の権威を侵害する」という意味を持ちます。そのため、すぐに握手を交わすことで、「わざとではありません。私たちは敵同士ではありませんよ」という和解と平和のサインになります。
  • アドバイス:言葉が通じなくても、「Sorry」と言いながら笑顔で右手を差し出せば、相手も笑顔で握り返してくれます。

🚪 ゲルの「敷居(しきい)」を踏んではいけない

モンゴルの伝統住居「ゲル(Ger)」を訪問する際、入り口のドアの下部にある木製の枠(敷居)を絶対に踏んではいけません。必ずまたいで中に入りましょう。

  • なぜ?:ゲルの敷居は、その家の主人の首(命)や、家を守る神様が宿る場所とされています。敷居を踏むことは、家主を侮辱し、その家に「不運や災い」をもたらす不吉な行為とされています。
  • アドバイス:日本の古いお寺や茶室の敷居をまたぐ時と同じように、足元に少し注意を払って一歩を踏み出しましょう。万が一、頭をドアの上の枠にぶつけてしまった場合は、右手を敷居にそっと触れさせて敬意を示せば大丈夫です。

😗 家(ゲル)の中で口笛を吹いてはいけない

滞在先のゲルやホテル、現地の人の家の中で、機嫌が良いからといって口笛を吹くのはNGです。

  • なぜ?:モンゴルでは、室内で口笛を吹くと「嵐や突風、そして悪霊を呼び寄せる」と信じられています。また、「その家の財産や福が風で吹き飛ばされてしまう」とも言われており、特にお年寄りはこれを非常に嫌います。
  • アドバイス:音楽が恋しくなったら、口笛ではなく、鼻歌をハミングするか、静かに歌うようにしましょう。

🫴 物を受け渡す時は、必ず「右手」を使う

お土産を渡す時や、出されたお茶・料理を受け取る時は、必ず右手(または両手)を使いましょう。左手だけで受け渡すのは非常に失礼にあたります。

  • なぜ?:右手は「清浄で敬意を表す手」、左手は不浄な手とされています。左手で物を渡すと「あなたを軽視している、歓迎していない」という意味に捉えられてしまいます。
  • アドバイス:日本の名刺交換のように両手で丁寧に扱うと好印象です。さらに、右手で受け取る際に、左手を右手の肘(ひじ)にそっと添えると、「まるでモンゴル人のような完璧なマナー」として大絶賛されます!

🥛 出されたミルクティーは、一口も飲まずに机に置いてはいけない

モンゴルの家庭を訪ねると、まず最初に「スーテーツァイ(伝統的な塩入りミルクティー)」が振る舞われます。これを全く手をつけずに机に置いてはいけません。

  • なぜ?:出されたものを一口も飲まない(食べない)ことは、「お宅の用意したものは口に合いません」「あなたの好意を受け取りません」という拒絶の意思表示になってしまいます。
  • アドバイス:もし乳製品が苦手だったり、お腹がいっぱいだったりしても、一度カップに唇をつけ、「一口だけ」飲む(真似をする)のがマナーです。その後であれば、机に置いても失礼にはなりません。

🔥 ゲルの火(ストーブ)にゴミを捨ててはいけない

ゲルの中心にある薪ストーブの火の中に、紙くずやプラスチック、食べ残しなどのゴミを投げ入れてはいけません。

  • なぜ?:モンゴル人は「火」を家族の命の象徴、神聖な神様(ゴロムト)として深く崇めています。火にゴミを捨てることは、その家の神聖な場所を汚す行為とみなされます。同様に、火に水をかけて消すこともタブーです。
  • アドバイス:出たゴミは、自分で用意したゴミ袋に入れるか、ガイドやドライバーに渡して適切な場所に処分してもらいましょう。

💡 モンゴル旅行を楽しむワンポイントアドバイス

モンゴルの人々はとても寛大でフレンドリーです。旅行者がうっかり間違えてしまっても、怒り出すようなことはありません。

しかし、あなたが左手ではなく右手でカップを受け取り、敷居をまたいで入ってきた瞬間、現地の人の顔にはパッと大きな最高の笑顔が浮かぶはずです。お互いの文化をリスペクトし合うことで、あなたのモンゴル滞在はより温かく、忘れられない特別な旅になるでしょう。

ハブ・ア・ナイス・トリップ!(Сайхан аялаарай!)

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