モンゴルの秋は短い?日本から帰国したら雪でした|草原ではもう冬支度が始まっています
サインバイノー!H&Aトラベルのバルサーです。
ツーリズムEXPOのために日本へ行っていました。久しぶりの日本。美味しいものを食べて、友人にも会って、もちろん仕事もして(笑)。
日本ではまだ、「暑いですね」という日もありました。ところが。
モンゴルへ帰ってきたら、雪でした。
空港を出て、「え、もう?」という感じです。日本ではまだ秋が始まったばかり。モンゴルでは、もう冬の入口です。
やっぱりモンゴルの夏と秋は短いな、と改めて思いました。
日本にいる間に、季節が一つ進みました
日本では9月の終わりでも、まだ薄着の人がいました。僕も日本に住んでいたことがあるので分かりますが、日本の秋はゆっくり来ます。
少し涼しくなる。紅葉が始まる。上着が必要になる。そして、だんだん冬になる。
でもモンゴルは少し違います。
夏が終わる。朝晩が冷える。草原が黄色くなる。
そして、雪。早いです(笑)。「秋、もう少し長くてもいいんじゃない?」と毎年思います。
観光客が減ると、草原は急に静かになります
夏のモンゴルはにぎやかです。ゲルキャンプには旅行者がいます。道路にはツアー車が走ります。
草原では乗馬をしている人がいます。僕たち旅行会社も毎日かなり忙しいです。でも9月の終わりになると、少しずつ観光客が減ります。
ツアー車も少なくなります。ゲルキャンプも静かになります。草原から人が少なくなると、
本来のモンゴルの生活がまた前に出てきます。
そして遊牧民たちは、冬の準備で忙しくなります。
秋は「紅葉を見る季節」より「冬に備える季節」
日本では秋というと、紅葉。栗。焼き芋。温泉。僕の中ではそんなイメージがあります。
でもモンゴルの草原では、冬支度の季節という感じの方が近いです。
家畜が冬を越せるように準備する。干し草を用意する。家畜小屋を確認する。ゲルの暖房を整える。燃料を準備する。冬になると、場所によってはかなり厳しい寒さになります。
遊牧民にとっては、「寒くなってきたね」で終わる季節ではありません。ちゃんと準備しないといけません。
ゲルも冬仕様になります
夏のゲルは、ドアを開けると風が気持ちいいです。でも冬はそうはいきません。寒さが入らないようにする。
暖房を使う。燃料を準備する。最近では旅行者向けのゲルキャンプに床暖房があるところも増えました。一方、遊牧民宅では今でもストーブが大切です。外は寒くても、ゲルの中に入ると意外と暖かい。このギャップに驚く日本のお客様も多いです。
馬たちも冬の顔になります
夏の馬は、毛が短くてすっきりしています。でも寒くなると、少しずつ冬毛が増えてきます。
モコモコしてきます。見た目もかなり変わります。夏の馬は格好いい。冬の馬はちょっとかわいい。本人たちはそんなこと気にしていないと思います(笑)。
でも、馬の毛が変わるのを見ると、「ああ、本当に冬が来るんだな」と感じます。
雪が降ると、モンゴルは別の国みたいになります
夏のモンゴルを知っている人ほど、冬のモンゴルを見ると驚きます。緑だった草原が白くなる。
川が凍る。空気がもっと澄む。朝にはダイヤモンドダストが見えることもあります。
犬ぞり。馬ぞり。雪の草原。夏とはまったく違う景色です。
同じモンゴルなのに、「ここ、本当に同じ場所?」と思うくらい変わります。
観光シーズンが終わっても、モンゴルは終わりません
夏のモンゴル旅行は人気です。僕も初めて来る人には夏をおすすめすることが多いです。
でも、夏が終わったらモンゴル旅行も終わり。ではありません。秋には秋の景色があります。冬には冬の体験があります。
そして、観光客が減った後の草原には、僕たちモンゴル人が普段暮らしている風景があります。日本から帰ってきて、空港を出たら雪。
正直、「もう少し秋を楽しみたかったな」と思いました(笑)。でも同時に、「今年もモンゴルの冬が始まるな」とも思いました。
これから草原はもっと白くなります。寒くなります。でも、その分だけ夏には見られないモンゴルが始まります。
冬のモンゴルも、意外と面白いです
「マイナス30℃」と聞くと、ちょっと行きたくなくなるかもしれません(笑)。
でも、ちゃんと準備すれば冬のモンゴルには冬だけの楽しさがあります。雪の草原を見たい。犬ぞりに乗りたい。馬ぞりを体験したい。冬の遊牧民の暮らしを見たい。そんな人には面白い季節です。日本から帰ってきたら雪でした。僕にとっては少し早すぎる冬ですが、旅行者の皆さんにとっては、これから新しいモンゴルが始まる季節かもしれません。



