南ゴビへ行くならここは外せない!H&Aスタッフおすすめ絶景スポット4選
サィンバイノー!
H&Aトラベルのバルサーです。今年、H&Aトラベルでは多くのスタッフが南ゴビを訪れ、観光地や宿泊施設、道路状況などを確認してきました。
その中で改めて感じたのは、「南ゴビは、モンゴルの大自然を最も実感できる場所の一つ」だということです。
一面に広がる巨大な砂丘、切り立った渓谷、恐竜の歴史が眠る大地、そして夕日に染まる断崖。同じモンゴルでも、草原とはまったく違う景色が広がっています。ただし、一つ知っておいていただきたいことがあります。南ゴビは想像以上に広く、観光地同士が100km以上離れていることも珍しくありません。そのため、今回ご紹介する4か所を一度の旅行ですべて巡ることは難しく、旅行日数に合わせて訪問地を組み合わせるのが一般的です。今回は、その中でも「ここへ行けば間違いない!」という、H&Aスタッフおすすめの絶景スポット4か所をご紹介します。
第1位 ホンゴル砂丘
南ゴビを代表する観光地といえば、やはりホンゴル砂丘です。全長約180kmにも及ぶ巨大な砂丘は、モンゴル最大級。砂丘の麓から見上げると、「本当にあそこまで登るの?」と思うほどの高さがあります。H&Aのツアーでは、長く続く砂丘の尾根を目指して登ります。実は尾根にも高低差があり、お客様の体力に合わせて登る場所を選んでいます。

「低い場所なら楽そう。」
そう思われるかもしれませんが、砂の上は思うように足が前へ進まず、息が切れ、何度も休憩を挟みながらゆっくり登っていきます。「もう十分かな……。」と途中で座り込んでしまう方も少なくありません。砂の上は思うように足が前へ進まず、見た目以上に体力を使います。それでも登り切った先には、その苦労を忘れてしまう景色が待っています。頂上から反対側を眺めると、幾重にも重なる砂丘がまるで海の波のよう。この景色は、頑張って登った人だけが見ることができる特別なご褒美です。登るのに約30分、下りはわずか3分。帰りは砂の斜面を一気に駆け下りることができるので、子どもはもちろん、大人も思わず笑顔になります。そして、砂丘の麓ではラクダ乗り体験も楽しめます。
H&Aのガイドは、ホンゴル砂丘を背景にラクダへ乗ったお客様の写真を撮るのがお決まり。南ゴビを訪れた記念の一枚として、とても人気があります。
第2位 ヨーリンアム渓谷
「南ゴビ」と聞くと、砂漠ばかりをイメージする方が多いと思います。ところが、そんなイメージを良い意味で裏切ってくれるのがヨーリンアム渓谷です。ここはガルバンサイハン山脈の中にある渓谷で、別名「ヒゲワシの谷」とも呼ばれています。最近では名前の由来となったヒゲワシを見る機会は少なくなりましたが、空を見上げるとタカなどの猛禽類が優雅に飛び回っています。運が良ければ、岩場を軽やかに歩くアイベックス(野生のヤギ)に出会えることもあります。H&Aのツアーでは、渓谷の入口から馬に乗って奥へ進みます。もちろん歩いて行くこともできますが、乗馬でゆっくり景色を眺めながら進む時間は、モンゴルらしさを感じられる人気の体験です。馬には2頭につき1人のベテラン馬ガイドが付き、手綱を引きながら案内してくれるので、初めて乗馬をする方でも安心。6月頃までなら、馬を降りてさらに渓谷の奥へ歩くと、冬の雪が氷となって残っていることもあります。

「砂漠へ来たのに氷?」
初めて訪れた方は、皆さん驚かれます。派手な観光地ではありませんが、乗馬と渓谷散策を一緒に楽しめることもあり、お客様からの満足度はとても高い観光地です。
第3位 ツァガーン・スワルガ
高さ30〜60mの断崖が、およそ400mにわたって続くツァガーン・スワルガ。「ツァガーン・スワルガ」はモンゴル語で「白い仏塔」という意味です。「この断崖が仏塔に見えるからかな?」と思われがちですが、実は近くにある小さな白い仏塔が名前の由来です。断崖自体は、光の加減によって白だけでなく赤や緑にも見え、一日の中でもさまざまな表情を楽しめます。

約3,000万年前、この一帯は海の底でした。
長い年月をかけて地層が隆起し、風や雨によって削られて現在の姿になったと言われています。岩肌にはさまざまな鉱物が含まれているため、光の当たり方によって白だけでなく、赤や緑など、さまざまな色に見えるのも特徴です。まずは断崖の上へ。そこから見下ろすと、地表が幾重もの色に染まり、とても幻想的な景色が広がっています。
ただし、一つだけ注意。高所恐怖症の方は崖の縁へ近付き過ぎないようにしてください。実は、ほとんど柵がありません。写真撮影に夢中になって足元を見失わないようご注意を。その後は崖の下へ移動。
今度は高さ30〜60mもの断崖を真下から見上げることができます。同じ場所でも、上から見る景色と、下から見上げる景色。一度で二つの楽しみ方ができる観光地です。
第4位 バヤンザグ
日本ではドラマ『VIVANT』のロケ地として有名になったバヤンザグ。昏睡状態になった喋れない少女ジャミーンを洞窟内で看病してたシーンを覚えている方もいるかもしれません。実際に洞窟の入口があった場所が、このバヤンザグです。
※洞窟内部のシーンは日本のスタジオで撮影されたそうです。でも、この場所が世界的に有名になった理由は、それだけではありません。

1923年7月13日。アメリカ自然史博物館の探検隊員、ジョージ・オルセンが昼食中に「卵のような化石を見つけました。」と報告しました。しかし隊員たちは、「また変わった石でも見つけたんだろう。」と、誰も本気にしなかったそうです。半信半疑で現場へ向かうと、砂岩から顔を出していたのは本物の恐竜の卵でした。隊長ロイ・チャップマン・アンドリュースは後に、「Eggs are eggs.(卵は卵だ)」という言葉を残しています。この発見によって、それまで誰も分からなかった
「恐竜は卵から生まれる」ということが科学的に証明されました。さらに、この話には続きがあります。卵のすぐ近くから、一体の恐竜の化石が見つかりました。当時の研究者たちは、「卵を盗みに来た恐竜だ。」と考え、この恐竜をオヴィラプトル(卵泥棒)と名付けます。
ところが約70年後、新たな研究によって、その化石は卵を守っていた親だったことが判明しました。つまり、泥棒ではなく、子育て中だったのです。それでも、一度付けられた「卵泥棒」という名前は、現在もそのまま使われています。バヤンザグは、美しい景色だけではなく、恐竜研究の歴史を大きく変えた場所でもあるのです。
今回ご紹介した以外にも、南ゴビには数え切れないほどの魅力があります。数千年前の人々が岩に刻んだ岩絵、ゴビの大地の向こうにどこまでも続くガルバンサイハン山脈、街の明かりがまったく届かないキャンプで見上げる満天の星空。早起きをすれば、どこまでも続く地平線からゆっくりと昇る朝日を見ることもできます。ゴビの大地が少しずつオレンジ色に染まっていく景色は、思わず見入ってしまう美しさです。条件が良ければ、遠くの地平線に蜃気楼が現れることもあります。「何もない」と思っていた場所だからこそ、忘れられない景色に出会える。それが南ゴビの魅力です。
H&Aトラベルでは、お客様の旅行日数やご希望に合わせて、効率よく南ゴビを楽しめるコースをご提案しています。南ゴビツアーは10月まで催行しています。夏の青空はもちろん、秋の澄んだ空気の中で眺めるゴビの大地も格別です。「いつか行ってみたい」と思っていた方は、ぜひ今年、その一歩を踏み出してみませんか。
【ゴビ砂漠01】ゴビ砂漠探訪 3泊4日ツアー:大自然と太古のロマンを巡る旅



