モンゴルの草原で学ぶ、本格乗馬体験
馬に乗るだけで終わらない。初心者のための乗馬プログラム
モンゴル旅行で、一度は体験してみたい草原での乗馬。
馬に乗って写真を撮ったり、遊牧民に手綱を引いてもらいながら草原を歩いたりするだけでも、楽しい思い出になります。しかし、せっかくモンゴルで馬に乗るなら、もう少し時間をかけて、馬との接し方や乗馬の基本から学んでみませんか。私たちがご案内するのは、短時間だけ馬に乗る一般的な観光乗馬とは少し違う、初心者のための本格的な乗馬体験です。馬具の説明から始まり、馬への近づき方、乗り方・降り方、正しい姿勢、手綱の使い方、進む・止まる・方向を変えるといった基本操作を練習します。安全な場所で馬の動きに慣れてから、モンゴルの広大な草原へ出発します。乗馬経験がまったくない方でもご参加いただけます。

モンゴルだから体験できる乗馬があります
モンゴルでは、馬は単なる乗り物ではありません。
遊牧民は古くから馬とともに移動し、家畜を追い、厳しい四季の中で暮らしてきました。馬は遊牧民の生活を支える大切な存在であり、モンゴル文化そのものでもあります。
このプログラムでは、乗馬の技術だけでなく、遊牧民がどのように馬と接しているのか、人と馬がどのような関係を築いてきたのかにも触れていただきます。
馬は一頭一頭に異なる性格があり、その日の体調や気分も違います。
馬の様子を知り、正しく接し、少しずつ信頼関係を築いていく。その時間があるからこそ、乗馬は単なる観光体験ではなく、一生心に残る特別な体験になります。
一般的な観光乗馬との違い
1.馬に乗る前に基礎を学びます
いきなり馬に乗って草原へ出発するのではなく、最初に馬具や安全上の注意について説明します。その後、次のような基本を一つずつ練習します。
- 馬への安全な近づき方
- 馬具についての説明
- 馬への乗り方・降り方
- 乗馬時の正しい姿勢
- 手綱の持ち方
- 馬を進ませる方法
- 馬を止める方法
- 左右へ方向を変える方法
- 乗馬中に注意すること
- 緊急時の対応方法
初心者向けのプログラムでは、こうした基礎説明と練習に十分な時間を取ります。
2.段階を踏んで草原へ出発します
最初に安全な場所で引き馬や基本操作の練習を行い、参加者が馬の動きに慣れてから草原での実践乗馬へ進みます。
参加者の経験、体力、年齢、習熟状況には個人差があります。全員に同じ内容を求めるのではなく、一人ひとりの状態を確認しながら進めます。
3.少人数で丁寧にご案内します
初めて馬に乗る方が安心して練習できるよう、少人数での実施を基本とします。
分からないことや不安なことがあれば、その場で確認しながら進めることができます。
4.安全装備を用意します
乗馬時に必要となる次の装備は、当社でご用意します。
- 乗馬用ヘルメット
- ボディプロテクター
- チャップス
乗馬中は、当社が用意するヘルメットおよびボディプロテクターを必ず着用していただきます。安全装備の着用を拒否された場合は、乗馬にご参加いただけません。
5.馬にも人にも負担の少ない乗馬を大切にします
馬は機械ではなく、生き物です。そのため、参加者の安全だけでなく、馬の性格、体調、疲労状態にも配慮します。
馬に過度な負担をかける乗り方や、経験に見合わないスピードでの乗馬は行いません。安全を優先し、人にも馬にも優しい乗馬を目指します。
こんな方におすすめです
- モンゴルで初めて乗馬に挑戦したい方
- 引き馬だけではなく、自分で馬を操作してみたい方
- 安全に乗馬の基礎を学びたい方
- 草原での乗馬をじっくり楽しみたい方
- 馬との接し方を知りたい方
- 遊牧民の暮らしや文化に興味がある方
- 少人数で丁寧な指導を受けたい方
- 観光地巡りだけではない特別な体験を求めている方
- 将来も乗馬を続けてみたい方
このような方には向いていない場合があります
このプログラムは、安全に乗馬の基礎を学び、馬との関係を大切にしたい方のための体験です。
次のようなご希望には、お応えできない場合があります。
- 短時間だけ馬に乗って写真を撮りたい方
- 説明や基礎練習を省略したい方
- 観光地をできるだけ多く巡ることを優先したい方
- スピードやスリルだけを求める方
- 指導者の指示に従わず、自由に馬を走らせたい方
- 安全装備を着用したくない方
乗馬中に危険な行為があった場合や、指導者の指示に従っていただけない場合は、途中であっても乗馬を中止することがあります。
体験プラン
ご旅行の日程や、どこまで乗馬を体験したいかに合わせて、複数のプランをご用意します。
日帰り乗馬体験
ウランバートルから日帰りで、基礎練習と草原での乗馬を体験するプランです。
旅行日程が限られている方や、まずは一度、本格的な乗馬を体験してみたい方におすすめです。
基本的な内容
- 早朝、ウランバートル市内ホテルを出発
- 乗馬場所へ移動
- 馬具と安全についての説明
- 乗り方・降り方と基本操作の練習
- 引き馬による練習
- 昼食
- 草原での実践乗馬
- ウランバートル市内ホテルへ送迎
1泊2日乗馬体験
日帰りよりも時間をかけて、馬との接し方や基本操作を学ぶプランです。
草原でゲルに一泊し、翌朝も乗馬を行います。馬の動きに少しずつ慣れながら、落ち着いて練習できます。
基本的な内容
1日目
- 早朝、ウランバートル市内ホテルを出発
- 馬具と安全についての説明
- 乗り方・降り方と基本操作の練習
- 引き馬による練習
- 昼食
- 草原での実践乗馬
- 遊牧民宅での夕食
- 草原のゲルに宿泊
2日目
- 朝食
- 前日の復習
- 草原での乗馬練習
- 習熟状況に応じたステップアップ
- 周辺観光
- ウランバートル市内ホテルへ送迎
2泊3日乗馬プログラム/空港送迎付き/
初めての方が、基礎から段階的に乗馬を学ぶためのプランです。
馬に慣れるところから始め、基本操作、草原での実践乗馬へと進みます。参加者の習熟状況に応じて、常歩から速歩へのステップアップにも挑戦します。
基本的な内容
1日目
- 空港またはウランバートル市内からお迎え
- 乗馬場所へ移動
- 夕食または軽食
- 草原のゲルに宿泊
2日目
- 馬具と安全についての説明
- 馬への近づき方
- 乗り方・降り方
- 基本姿勢と手綱の使い方
- 引き馬による練習
- 昼食
- 草原での実践乗馬
- 遊牧民宅での夕食
- 草原のゲルに宿泊
3日目
- 朝食
- 前日の復習
- 草原での乗馬練習
- 習熟状況に応じて常歩から速歩へステップアップ
- 周辺観光
- ウランバートル市内ホテルへ送迎
※記載している内容は基本的なモデルプランです。実際の乗馬内容は、天候、草原の状態、馬の体調、参加者の経験や習熟状況などにより変更します。
※速歩への挑戦を保証するものではありません。安全に実施できないと指導者が判断した場合は、常歩での練習を継続します。
2泊3日乗馬プログラム
4プランの中で最も乗馬時間を長く設定し、「草原を自分で馬を操って移動する」ことを本格的に体験するステップアップコース。
馬との接し方と安全上の基本を理解したうえで、自分で馬を操作しながら草原を常歩で移動し、習熟度に応じて速歩を楽しめるレベルを目指す。
1日目
- ウランバートル市内ホテル出発
- キャンプへ移動
- 基礎乗馬講習
- 昼食
- 草原での実践乗馬
- 常歩を中心とした基本操作の実践
- 遊牧民宅で夕食
- 遊牧民との交流
- キャンプ泊
2日目
- 前日の復習
- 草原へ出発
- 常歩を基本としながら、習熟度に応じて速歩へステップアップ
- 草原でピクニックランチ
- 馬を休ませながら休憩
- 草原での実践乗馬
- 復路でも常歩・速歩を組み合わせた練習
- キャンプへ帰着
- 夕食
- キャンプ泊
3日目
- 最終実践乗馬
- 常歩・速歩の復習
- これまで学んだ操作の確認
- 帰路
- キャンプ出発
- チンギス・ハーン騎馬像見学
- ウランバートル市内ホテルへ送迎
乗馬経験がなくても参加できます
このプログラムは、初めて馬に乗る方を主な対象としています。
「馬に近づくのが少し怖い」
「運動が得意ではない」
「日本で乗馬をしたことがない」
という方でも問題ありません。最初から上手に乗る必要はありません。馬の動きや性格を知り、少しずつ慣れていくことも、この体験の大切な一部です。乗馬経験のある方については、これまでの経験、乗馬回数、対応できる歩法などを確認したうえで、可能な範囲で内容を調整します。
安全について
乗馬では、相手は機械ではなく、生き物です。
正しい知識を身につけ、段階的に練習を行っても、落馬、転倒、馬との接触などによる事故の可能性を完全になくすことはできません。
私たちは、そのリスクを可能な限り減らすため、次の点を大切にしています。
- 乗馬前に安全上の注意を説明します
- 基礎練習を行ってから草原へ出発します
- 参加者の経験や体格に合わせて馬を選びます
- ヘルメットとボディプロテクターの着用を必須とします
- 天候、草原の状態、馬の体調を確認します
- 経験に見合わないスピードでの乗馬は行いません
- 指導者が危険と判断した場合は、内容を変更または中止します
参加者の希望よりも、安全を優先します。
そのため、ご希望どおりの速度、距離、ルート、練習内容で乗馬できない場合があります。
海外旅行保険への加入について【参加必須条件】
本プログラムへ参加するには、乗馬中の事故を補償する海外旅行保険への加入が必要です。
保険未加入の方はご参加いただけません。
ご加入の保険に、少なくとも次の補償が含まれていることをご確認ください。
- 乗馬中のケガや事故に対する治療費
- 救急車などによる緊急搬送費
- 草原などの遠隔地からウランバートル市内までの搬送費
- 必要に応じた日本への緊急移送費
- 救援者費用
- 第三者または物品に損害を与えた場合の個人賠償責任
保険商品によっては、乗馬が「危険を伴うスポーツ」などに分類され、補償対象外となる場合があります。
ご加入前またはご出発前に、必ず保険会社へ次の内容をご確認ください。
モンゴルの屋外における観光乗馬・草原乗馬中の事故は、補償対象になります
保険加入を確認するために必要な書類
参加時に、次の情報または書類をご提出いただきます。
- 保険会社名
- 保険証券番号または契約番号
- 補償期間
- 補償内容が確認できる保険証券または加入証明書
- 海外から連絡できる保険会社の緊急連絡先
- 日本国内の緊急連絡先
クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する場合も、乗馬中の事故が補償対象であることを確認できる書類が必要です。
カードを所有しているだけでは、保険加入の確認とはなりません。
乗馬への参加をお断りする場合
次のいずれかに該当する場合は、安全管理上の理由から乗馬への参加をお断りします。
- 海外旅行保険に加入していない場合
- 乗馬中の事故が補償対象になっていない場合
- 保険の加入内容を確認できない場合
- 保険期間にプログラム参加日が含まれていない場合
- 必要な保険情報をご提出いただけない場合
保険未加入または必要書類の未提出を理由として参加をお断りした場合は、お客様都合による取消しとして取り扱います。旅行代金、乗馬代金、宿泊費、送迎費用などの返金は行いません。
服装・装備について
当社が用意するもの
乗馬に必要な次の装備は、当社でご用意します。
- 乗馬用ヘルメット
- ボディプロテクター
- チャップス
装備の準備のため、お申し込み時に参加者全員の身長、体重、靴のサイズをお知らせください。
お客様にご用意いただくもの
- 動きやすい長ズボン
- かかとのある靴、または滑りにくい運動靴
- 長袖の上着
- 防寒着
- 雨具
- 手袋
- 帽子
- 着替え
裾の広いズボン、スカート、サンダル、かかとの高い靴など、乗馬に適さない服装ではご参加いただけません。
モンゴルの草原は、夏でも朝晩に冷え込むことがあります。また、天候が短時間で変わる場合もあるため、重ね着のできる服装をご用意ください。
お持ちいただくもの
- 海外旅行保険の保険証券または加入証明書【必須】
- 保険会社の緊急連絡先が分かるもの【必須】
- パスポートまたはパスポートの写し
- 飲み物
- 日焼け止め
- サングラス
- 虫よけ
- 常用薬
- 宿泊プランの場合は洗面用具と着替え
宿泊について
宿泊プランでは、草原のゲルキャンプまたは遊牧民宅周辺のゲルを利用します。
モンゴルらしい環境を体験できる一方で、都市部のホテルとは設備が異なります。
宿泊場所によっては、次のような場合があります。
- シャワー設備がない
- トイレが簡易式
- 電気や充電設備の利用時間が限られる
- Wi-Fiが利用できない
- 温水を自由に使用できない
- 夜間や早朝に冷え込む
宿泊施設の具体的な設備については、お申し込み前にご案内します。
開催時期
本格乗馬体験は、年間を通して実施してます。
季節によって草原の景色、気温、馬との過ごし方は大きく変わります。それぞれの季節に、異なるモンゴルの魅力があります。
春から秋の乗馬
春から秋にかけては、広大な平原を中心に乗馬を行います。
6月から8月は草原が緑に包まれ、野花が咲く季節です。場所によってはエーデルワイスの群生を見ることもできます。
5月や9月は朝晩が冷え込みますが、夏の繁忙期に比べて静かな草原で乗馬を楽しめます。
冬の乗馬
冬は雪に覆われた草原で、夏とはまったく異なるモンゴルの乗馬を体験できます。
空気が澄み、白い草原が広がる冬の景色は、この季節だけの特別なものです。
冬の乗馬は気温や積雪、風の状況などによって実施条件が大きく変わります。安全上の理由から、乗馬時間、ルート、内容を変更または中止する場合があります。
※利用する乗馬場所や宿泊施設は、季節、天候、草原の状態、遊牧民の移動などによって変わります。
料金について
次の内容をLINEでお知らせください。
- 参加希望日
- 参加人数
- 希望するプラン
- 乗馬経験の有無
- モンゴル到着日・出発日
- ウランバートル宿泊予定ホテル
内容を確認後、日程、実施場所、料金、含まれるサービスをご案内します。
お申し込み・お問い合わせ
本格乗馬体験に関するご相談、お見積り、お申し込みは、当面の間LINEで受け付けます。
参加をご希望の方は、LINEから次の情報をお送りください。
- 代表者のお名前
- 参加希望日
- 希望するプラン
- 参加人数
- 参加者全員の年齢
- 乗馬経験の有無
- これまでの乗馬回数
- モンゴル到着日・出発日
内容を確認後、日本語スタッフから実施可能な日程、乗馬場所、料金などをご案内します。
LINEボタンの表記
LINEで乗馬体験について相談する
ボタンのすぐ下には、次の一文を入れると分かりやすくなります。
まだ日程が決まっていない方も、お気軽にご相談ください。乗馬経験やモンゴルでの滞在日数に合わせてご案内します。
「馬に乗った」から、「馬と草原を旅した」へ
短時間だけ馬に乗る体験も、モンゴル旅行の楽しい思い出です。
しかし、馬について学び、馬の動きを理解し、自分の意思を伝えながら草原を進むことができれば、その体験はさらに深いものになります。
私たちが目指すのは、速く走ることではありません。
馬を理解し、安全に乗り、自分の力で草原を進むこと。
そして、モンゴルの自然と遊牧民文化の中で、人と馬がともに過ごしてきた時間に触れることです。
馬に乗るだけでは終わらない、モンゴルならではの本格乗馬体験をしてみませんか。



